用語解説GLOSSARY
あ
「
直江兼続から米継上下守直盛に賜ったとされている炊飯道の宝。
一説には、かの有名な兼続公の『愛』の兜はこの釜の模様からインスピレーションを得たと言われている。(諸説あり)
その後米継上下守直盛から弟子へと渡り、果たすぃ合いに勝利した家元に受け継がれるようになった。
現在は下村家が所持している。
果たすぃ合いの釜合わせの儀式の時まで日の目を見ることはない。

か
炊飯道の家元のひとつ。


炊飯道の実質的開祖。直江兼続の命を受け、炊飯に生涯を捧げた。
全てを捨てて炊飯のみに心を砕き続けた結果、いつしか炊飯の鬼<
晩年にはめしわずらいを患い、米を口にすることはおろか触ることもできなくなったが、炊飯道の極意を2人の弟子に口伝にて受け継いだ。(諸説あり)


さ
炊飯道の家元のひとつ。


炊飯の技を受け継ぐ者たち。
南魚沼には、米・保管・水・計量・研ぎ・炊き・ぬか釜・蒸らし・混ぜの炊飯者が存在する。
新潟県南魚沼市に古くから伝わる炊飯の芸道。
米沢藩家老・直江兼続が始めたとされ、その開祖は、米継上下之守直盛と言われている。
極意は米継上下守直盛の口伝にて2人の弟子に受け継がれ、それぞれが家元と呼ばれる2つの家系となった。
米継上下守直盛亡き後も、代々この両家から選ばれた継承者によって受け継がれている。
(諸説あり)
な
戦国武将、米沢藩家老。
あまり知られていないが炊飯道のフィクサーである。(諸説あり)

米作地域で使用されてきた炊飯道具。
乾かした杉の葉と籾殻を燃料にして米を炊く。
は
神前で行う炊飯対決のこと。
上村家・下村家、両家のすぃ範候補が炊飯の腕を競い合う。
これに勝利すれば晴れてすぃ範となり、愛雲釜を手にすることができる。

ま
別名:PRH症候群(Psychogenic Rice Hyper sensitivity Syndrome)
米、及び米の加工食品全般に触れなくなる心因性の病気のこと。
米に触れると嘔吐と痙攣が止まらなくなり、最悪の場合死に至る。
原因はまだ解明されていないが、米と炊飯のことを考えすぎた者が疾患すると言われている。
(諸説あり)
晩年の米継上下守直盛もこの病気を患っていた。
